広報紙の研修会/山口県PTA連合会(2007年5月)

松井繁之会長

親しみのある読まれやすいPTA広報紙を作ってもらおうと、山口県PTA連合会(松井繁之会長)が2007年5月22日、山口市大手町の山口県教育会館で研修会を開きました。山口県内の小中学校PTAから広報担当者約250人が参加し、専門家の説明をメモを取りながら熱心に聴きました。

全国の小中学校のPTA広報紙のレイアウト

講師は朝日新聞福岡本部編集センターの加藤さん(43)が務めました。大阪府吹田市の小学校でPTA役員を務めた経験談を交えながら、全国の小中学校のPTA広報紙をスライドで紹介。特徴あるレイアウトの方法や目に留まりやすい企画記事について解説しました。加藤さんは「情報をあまり詰め込み過ぎず、写真や図を使い、ビジュアル的にわかりやすくすっきりした紙面づくりを心がけてください」と助言しました。

光市立島田中PTA

光市立島田中PTAのメンバーは「見出しのつけ方やレイアウトの仕方が勉強になりました」と話しました。

新学習指導要領や学校5日制を調査(2002年6月)

2002年秋にも山口県PTA連合会

完全学校週5日制や新学習指導要領などのスタートに合わせ、山口県PTA連合会(吉良昭治会長)は2002年秋にも、小、中学校の保護者を対象にしたアンケートを実施します。2002年6月11日に山口市であった定例総会で決めました。

調査人数など細かい部分は、日本PTA連合会

調査人数など細かい部分は、日本PTA連合会が2002年7月に回収する全国調査の結果を待って検討します。アンケートの内容は全国調査とほぼ同じ。土、日曜日の子どもの過ごし方や5日制の感想や学力低下について家庭教育など約30項目にわたります。

吉良昭治会長のコメント

吉良会長は「新指導要領が実際に始まった中で、何をするべきなのかを見極めたい」と説明します。結果は子どもたちが生き生きと学校生活を送ることができるよう国や山口県、地域や学校に対する働きかけに反映させます。

山口県PTA連会長に吉良昭治氏(2001年6月、naoyakiyohar5)

今井佐知子会長の後任

山口県PTA連合会の総会が2001年6月6日あり、全国の連合会初の女性会長として連続3期務めた今井佐知子会長の後任として、岩国市東中学校育友会の吉良昭治会長=岩国市三笠町=を新会長に選びました。任期は1年間。

岩国市東中学校育友会

総会では活動方針として「行きたい学校・帰りたい家庭をめざして創(つく)り上げていくPTA活動」をテーマに(1)もう一度家庭を見直す(2)学校教育の方針を理解し、進んで協力する(3)地域で子育てを支援する(4)生涯学習と国際理解教育の推進(5)組織活動の充実を図る-の5点を決めました。(naoyakiyohar5)

地域・PTA連携し安全確保 山口県学校連絡協が発足 不審者対策など協議/山口県(2001年6月)

沖浦初孝山口県教育次長

大阪府の児童殺傷事件を受け、学校、地域、PTAなどの関係機関が2001年6月22日、山口県学校等安全連絡協議会(会長・沖浦初孝山口県教育次長)を設置しました。

山口県学校等安全連絡協議会

不審者の侵入防止、発見、安全確保に重点を置いた点検と取り組みを、学校などに呼び掛けることを申し合わせました。学校の安全を目指す横断的な組織は、全国でも珍しいといいます。

山口県教委

初会合には小、中学校長会や山口県PTA連合会、山口県警、山口県教委、市町村教委の代表者ら約20人が出席。山口県学校等安全連絡協議会事務局の山口県教委がまとめた、警察へのパトロール依頼▽教職員による外来者への声掛け▽門やフェンスの点検、修理-などの点検項目と取り組みについて話し合いました。

部活動で生徒の帰宅時間はバラバラ

「部活動で生徒の帰宅時間はバラバラ。目が届きにくい」「外来者が何度も声を掛けられるケースがある」と現場の悩みや、「子どもの危機管理能力をはぐくむ必要がある」などの指摘がありました。

学校関係者

山口県学校等安全連絡協議会は、今後も年2回ほど開きます。沖浦会長は「大阪の事件が社会に与えた衝撃は、あまりにも大きい。学校関係者は一体となって、早急に安全の確保に取り組む必要がある」と話しました。